うつ病 闘病記
発 病
耳鳴りが始まる
2005年11月初旬
夜眠っていて、耳鳴りの音で目が覚めました。
その1ヶ月くらい前から小さな耳鳴りがしていたのですが、それほど気にしていませんでした。ところが その晩、すさまじい耳鳴りの音で目が覚めました。耳鳴りは、ちょうど隣の部屋で掃除機をかけているくらいの大きさで、とても寝られるような音ではありませんでした。耳鳴りは一時も止まることなくずっと鳴り続けます。
その晩はそのまま一睡もできず、翌日、耳鼻科へ駆け込みました。
ところが、耳鼻科で思いもしない宣告を受けました。
耳鼻科では診察をした後 「どこも悪いところはありません」 と言われ「耳鳴りはなかなか治らないので慣れるしかありません」と言われたのです。この音に慣れるなんて不可能だと思いました、すさまじー音がずっと聞こえ続けるのです、耳を塞いでも頭を振っても非常ベルのような音は止まりません。
その日は会社を休み家に帰りましたが、耳鳴りは一時の休みもなく頭の中でがんがん鳴り響き まったく気の休まる時がありませんでした、このままでは本当に気が狂うと思いました。
なお、初めての耳鳴りで不安でいっぱいの方、安心してください、耳鳴りって慣れるものです。私も当初、この耳鳴りに慣れることができるのか とても不安でした、でも、半年くらいで耳鳴りがしていても平気で眠れるようになりました。道路沿いに住んでいる方が車の音がしていても眠れるのと同じで、人間慣れるようにできているのですね。
次に、かかりつけの医者の所へ相談に行きました。私は「原発性アルドステロン症」という病気があり、もう何年も治療を続けており、この病気の治療をしてもらっているお医者さんです。このお医者さんはいい方で、色々と相談にのっていただき本当に助かりました。
このお医者さんからは、脳に危険な病気がないかをMRIで検査することをすすめられ、紹介状を書いていただきました。また、精神安定剤(デパス)を処方していただきました。デパスは強力です、これで落ち着くことができ、眠ることができました。
この日から病院めぐりが始まりました、まずMRIは異常はありませんでしたので 私のはいわゆる原因不明の耳鳴りでした。次々と耳鼻科を受診しましたが結果は同じでした。
飲んだ薬
最初の2週間 眠る前にデパス0.5mg
その後 眠る前にレンドルミン0.25mg
パニックを起こす
2005年11月中旬
耳鳴りが始まったころから、精神的に不安定になってきました。
妙な焦燥感でどうしても落ち着けないのです、会社でもじっとしていられなくて席を立ちうろうろ歩き回るようなそんな感じです。
そして些細なことで、たとえば指先がしびれるといったことで ものすごく不安になり 脳に異常があるのではなどと思い始めると もうどうにもならなくなって、会社を早退しタクシーで病院に駆けつけるといったことを3回繰り返してしまいました。病院に駆けつけている時はそれほど不自然なことをしているとは思っていないんですが、後で考えると何であんなに慌てたんだろうと不思議に思いました。
不安感がものすごく強く通常なら何でもないことが ともかく不安で不安でたまらないのです。
なお、3回も病院に駆け込んだので、自分の異常具合がわかってきて4回目以降は我慢できるようになってきました。
めまいが始まる
2005年11月中旬
耳鳴りが始まって2週間後くらいの日曜日、頭を動かしたとたん乗り物酔いになったような感じで吐き気が襲ってきました。
その日は一日中 横になっていましたが頭を動かすとめまいがします。
インターネットでこのような症状の病気を検索すると「良性発作性頭位目眩症」というのを見つけました、これが私の症状にぴったり合います。まったく心配のない病気らしいことがわかりました、とにかくひと安心です。(しかし、後で違う病気であることが判明しました)
しかし、この日から、耳鳴りとめまいの両方に悩まされることになるました。(つらい)
デパス
2005年11月中旬
眠る前にデパスを1錠(0.5mg)飲んで眠っていましたが、なかなか眠れません。そのときは耳鳴りが気になって 眠れないと思っていましたが実はうつ病による不眠だったようです。
ところで、インターネットは本当に役に立ちました。 インターネットでデパスを調べてみると
薬の説明のページ
では医者の処方どおり飲んでいればきわめて安全な薬と書いてありました、それで安心していたのですが、
2チャンネル
でデパスを実際に飲んでいる人の感想を読むと、かなり危険な薬で依存になって止められない薬のようです。
心配になり次の診察の時に相談したらレンドルミンに変更になりました、お医者さんもデパスの危険性は知らないみたいです。
レンドルミンを2チャンネルで調べるとラムネという評判のようです、「ラムネ」とは弱すぎてまったく効かないという 意味のようです、そんな弱い薬ならとりあえず安心です。
で、レンドルミンを飲みましたが本当に弱い、眠れない日が続きました。
睡眠薬(睡眠導入剤)や精神安定剤(抗不安薬)などの薬は必ず依存が起きます、薬の説明で大量に乱用しなければ依存は起きないと書いてあるのは
うそ
です。
常用量依存
という問題があって、医者が処方する通常の量で依存が起きます。
だから、できることなら飲まない方がいいですが、仕方なく飲む場合はこの事を知っておくべきだと思います。
原発性アルドステロン症の薬を変更する
2005年11月下旬
「原発性アルドステロン症」という病気はアルドステロンというホルモンが過剰に分泌される病気で、そのためアルドステロンを抑える「アルダクトン」という薬を飲んでいました。しかし、この薬、アルドステロンを抑えると同時に男性ホルモンも抑える働きがあります。私は、耳鳴りがこの薬の副作用ではないかと思い医者に相談したところ、しばらくこの薬を止めてみることになりました。
また、このお医者さんから、心療内科を受診するよに薦められました、耳鳴りでなぜ心療内科なのか理解できませんでしたが、この先生、私の表情などから鬱病を疑ってあったのですね、さすがにプロだなと思います。
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