うつ病 闘病記
睡眠薬の減薬
減薬をしてみる
2月の休みを利用して睡眠薬の減薬を始めたのですが、これはとんでもなく難しいことがわかりました。
睡眠薬を減らすと殆ど一睡もできないくらいに眠れなくなります、眠れない日が数日続くと今日もまた眠れないかもしれないという不安がどうにもならないくらい強くなります、この不安に耐え切れずに睡眠薬を飲んでしまいます。今飲んだら今までの努力が水の泡だと分かっていても飲んでしまいます、本来の処方量より多く飲んでしますことさえあります。こうして睡眠薬の減薬は何度も挫折しました。
なぜ止めにくいのか
睡眠薬を少しでも減らすと眠れなくなります、しかし眠れないだけで あそこまでぼろぼろになってしまうのかと思います、元々そんな病気だったのか、それとも睡眠薬が切れたことによるものなのかはわかりません、ともかく睡眠薬を減らした時の不安感 恐怖感はすさまじいものがあります。
しかも、そのような不安感をその時はそれほど異常とは感じていませんでした、それがこの病気の特徴のような気がします。
発病当時、些細なことで3回も病院に駆け込みましたが、病院に行っているときは不自然なことをしているとは思っていませんでした(後で考えるとなんであんなに慌てたんだろうと不思議に思います)、それと同じで、睡眠薬を減らせなくて悩んでいた時はその不安感を少しも異常だとは思っていませんでした(治ってみるとあの時の異常さがわかってきます)その不安感を自分では自然な心理変化と捉え不安感ではなく眠れないから薬を飲んでしまったと思ってしまうのです。
戦うべき相手はこの不安感だと気がつかないのです、これが睡眠薬がやめにくい原因だと思います。
私の減薬
睡眠薬を減らすのは本当に大変でした。何度も何度も挫折しました、挫折する度に一生睡眠薬を飲み続けてもいいと思いました、でも睡眠薬への抵抗感から思い直し再度減薬に挑戦しました。
睡眠薬を減らせないのは上でも書きましたが眠れないことへの恐怖心です、この恐怖がすさまじく耐え切れずに睡眠薬を飲んでしまいます。
当初 睡眠薬を2週間に1/8ぐらい減らす計画で減薬していましたが なかなかうまくいきません、なんども失敗を繰り返しました。
こつは急がないことです、2週間間隔などと計画的にならずに自分がその気になったら減薬をする、無理だと思ったらすぐに元の量に戻す、ただ絶対に増やさない、これだけを守ればいつか0になります。
また減薬には勢いが必要です、ヤケクソになるようなそんな感じの時にうまくいきます、足踏みが続いていてぜんぜん減らせてない、えーいもうどうにでもなれ、などと思った時がうまくいきました。
精神的なものなのか、それとも薬とはそれほど正確なものなのか、ほんのわずかでも減薬するとてきめんに眠れなくなります、眠れないのが数日続きます、しかしここは結構我慢できます、苦しいのは1週間目くらいです、殆どこのころに挫折します、このころが眠れないことへの恐怖がピークになっています。
2週間我慢できると その回の減薬は成功です、ほぼ減薬前と同じくらいの不眠に戻ります。
睡眠薬
睡眠薬は飲み始めて数週間くらいたつと睡眠薬としての効果がなくなるように思います。睡眠薬を飲んでも眠れるのは最初のころだけで、すぐに元のような不眠に戻ってしまいます、そこでさらに強い睡眠薬に変えますがこれも効果があるのは最初だけですぐに眠れなくなります。また逆に睡眠薬を減らすと ひどく眠れなくなりますが、その状態で2週間くらいがんばると減らす前と同じくらいの不眠に戻ります。
睡眠薬は飲み続けると耐性ができ結局飲んでいないのと同じになるようです、通常の薬だったら効果がなくなったら飲むのを止めますが、睡眠薬は反発不眠があるので効果がないと思っていても止められないのです。
断薬